暑い中、西又うどん研究会のご協力を得て、友の家の庭にて、男性の集いが開かれました。
総リーダーの挨拶に続き、早速うどん打ちの実習に入りました。
粉は自家生産の無農薬小麦”さぬきの夢”を製粉したものを使用しました。
夏と冬の塩分の違い、その塩水を粉に混ぜ込む時のコツ(素早く空気を含ませるように粉全外にいきわたらせる。)は第一関門でした。
生地を丸めて固め、乾かないようにビニール袋の入れて足で踏んでのばします。
袋から出して再び丸め、生地が滑らかになるまで繰り返します。
再度袋から出して、厚さ2cm程度の正方形になるように押え、角々を巻き込むように丸めたところは開かないようによじったり、板にたたきつけます。
それを袋に入れて5~10分間寝かします。
(キメが良く、弾力性が増します。)
打ち板の上で最初は角が手前に来るように置き、麺棒で対角線方向に伸ばし、巻きつけて、3㎜程度の厚さになるまで伸ばします。
(奥が深い過程です。)
延ばした生地にたっぷりの打ち粉をして3~4枚の屏風だたみにして3㎜幅に切っていき、終わったら粉を払いながら麺をふるいます。
こうしてやっとうどん記事が出来上がりました。説明を受けながら約1時間経っていました。
お父さんたちのうどん生地が出来上がった時の汗だくの笑顔は忘れられません。
野外に移動し、用意された大釜のたっぷりの湯の中で13~14分茹でた後、たらいの水でしっかり洗い、できあがりです。
だしは暑い季節によくする”どじょう汁”をイメージして、具だくさんのしっぽくうどんのたれにして、野菜不足を解消しました。
美味しいおうどんに、子どもたちも香川短大ボランティアさんもたくさんおかわりして、大賑わいでした。
又、お母さん達も最後の”醤油うどん”に舌鼓を打ち、満足度アップでした。(小麦の香りを楽しめます。)
どの家族も笑顔で友の家をあとにしました。
おみやげの生うどんでさらに家庭での話題も盛り上がったことでしょう。
讃岐うどんを通して、楽しい世代間の交流ができたことに、スタッフ一同喜びを分かち合いました。
暑い中、楽しかったイベントを紹介しました。